先週、あるパティシエの方が当社の「Barlo プレミアム ピスタチオクリーム 30%」を2バケツ開封し、「見た目がまったく違う」とお電話をくださいました。片方は明るく、ほとんど蛍光色のようなグリーン。もう片方はもっと深く、落ち着いた、オリーブ寄りの色味。同じ製品、同じSKU、同じレシピです。
この質問は本当によくいただきます。そして結論から言うと、悪いニュースではなく良いニュースです。色の違いは、「本物のピスタチオクリームを使っている」サインなのです。
ピスタチオはすべて同じ色ではありません
ピスタチオは木になる農作物です。ほかの農産物と同じように、品種、産地、収穫年、降雨量、さらには加工した時期によっても、ナッツの色は変わります。イラン産やトルコ産は深いグリーン寄りになりやすく、シチリア産はより明るい色味になりがちです。同じ農園のものでも、収穫が変われば見た目が少しずつ違ってきます。
当社のBarloピスタチオクリームは、ピスタチオ含有量30%(高配合)で作っています。だからこそ、ナッツ本来の自然な色が、そのまま最終的なクリームに表れます。色のばらつきを覆い隠すための緑色の着色料は使っていません。バケツの中に見える色は、木から採れたものがそのまま反映された結果です。
安価なものほど、いつも同じ色
低品質のピスタチオクリームは、ピスタチオの使用量がごく少なく(5%未満のこともあります)、毎回同じ見た目になるように緑色の食用色素を加えます。均一な色は確かに「安定」していますが、それは同時に「作られた色」でもあります。そうしたクリームは風味が薄く、後味もぼんやりしがちです。
本物のピスタチオクリームは、ロットごとにまったく同じ見た目にはなりません。その違いこそが品質の証明です。
色は味に影響しますか?
少しだけ。ただし、想像しているような意味ではありません。より深いグリーンは、熟度が高く、風味がより濃厚なピスタチオであることが多いです。明るいグリーンは、若い実や、よりフレッシュな収穫に由来することがあります。どちらもおいしいですし、どちらもジェラート、クロワッサン、ボンボン、アントルメに問題なく使えます。
お客様から「前回の注文と見た目が違うのはなぜ?」と聞かれたら、この説明をそのままお伝えください。実際、シェフの方が色味を指定してくださることもあります。明るいグリーンは透明なグラスデザートで映え、深いグリーンはダークチョコレートと合わせるとよりリッチに見える、という理由です。
正常ではない状態
本当の劣化は、見た目がまったく違います。クリームが茶色や灰色に変色している、酸っぱい・油が酸化したような臭いがする、表面にカビが見える――こうした場合は問題です。写真と、ラベルにあるバッチ番号をお送りください。バケツを交換いたします。
また、表面に薄い油の層ができるのは正常です(これについては別記事があります)。ただし、茶色方向への変色は正常ではありません。
保管と色について
光に当たると、時間とともに色がくすむことがあります。開封後のバケツを透明容器に移し替えて窓際に置くと、暗い戸棚で元の密閉バケツのまま保管する場合より、グリーンが早く褪せやすくなります。色に関しては、保管温度はテクスチャーほど大きく影響しません。
バケツからピスタチオクリームをすくうときは、清潔に作業してください。汚れたスプーンは水分や別の風味を持ち込み、長期的にクリームへ影響することがあります。
もし当社の正規ロットか確認したい場合は、フタのバッチコードを確認してお送りください。収穫情報、原産地、加工日を1時間以内にお伝えできます。




